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  2. 2020年度大学入試改革について

2020年度から大学入試大きく変わります!

2020年度、大学入試改革が本格スタートします。大学入試で求められるものがどう変わるのか。そして、どのような試験になるのか。不安に思っている人も多いのではないかと思います。

でも、心配しないでください。
アップ教育企画は約40年にわたり大学受験指導を行う中で、学問の本質を追求する姿勢を貫いてきました。

そして今後も、従来大切にしてきた本質を守りつつ、新時代に向けた課題に挑戦し続けながら、進化していきます。
そして新入試には充分な準備をして臨めるよう、皆さんをサポートします。

センター試験はどう変わる?

「センター試験」に代わって2020年度からスタートする「大学入学共通テスト」。この新テストの導入にあたっては、今まで重視されてきた「知識・技能」だけでなく、大学入学段階で求められる「思考力・判断力・表現力」を中心に評価するという考えがベースにあります。

では具体的に今までのセンター試験と何がどのように変わるのでしょうか?
現行の「センター試験」と「大学入学共通テスト」を比較してみましょう。

ここが変わる!大学入学共通テスト

現行のセンター試験からの大きな変更点として、センター試験にはなかった記述式問題の導入と、英語について 4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価することが挙げられます。

※CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languages :Learning, teaching, assessmentの略称で、「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ共通参照枠」と訳されます。CEFRのレベル分けは、初心者のA1から、その言語を母語としている「ネイティブ」に近いC2まで、6段階あります。

英語における大きな変革とは?

やはり、今回の改革の中心は英語になります。従来の「読む」「聞く」中心の入試を見直し、「話す」「書く」も加えた4技能を測ろうとしていますが、センター試験のような一斉試験だと、「話す」「書く」の評価が難しいため、4技能評価はTOEFLなど民間の資格・検定試験を活用して行うことが決まっています。そして、「CEFRの段階別成績表示」を大学に提供することになるのです。

なぜ4技能評価が必要に?

これからの時代に求められるのは、「使える英語力」です。グローバル化は今後ますます進展し、多様な文化・言語をもつ人たちと共に生きる時代になります。よって今までの英語教育の結果である「何年も英語を勉強したのに話すことができない」という状態を早く抜け出さなければなりません。4技能を自在に使いこなせるようになれば、実際の場面で英語を使ってコミュニケーションを取ることもできるようになります。

スピーキング試験 ≠ 英会話

4技能の中でも特に、今までと比べて飛躍的に重要性が増し、かつ高校生が最も苦手意識を持ちがちなのが、「話す」力ではないかと思います。スピーキング試験を1回も受けたことがないという人もいるでしょう。

ここで知っておかなくてはならないのが、スピーキング試験≠英会話ということです。

・発音がキレイ ・文法的に正しい ・日常会話ができる ならOK!!
という訳ではありません。

スピーキング試験は、限られた時間で素早く思考し、与えられた時間を有効的に使いながら論理的に説明をするというスタイルで進められます。

身振り手振りや顔の表情を交えながら相手と言葉のキャッチボールをする英会話とは、大きく異なることを知っておいてください。

また、試験形態もデバイス機器を使ったスタイルにどんどん移行しています。従来の面接形式で行われていたような、「もう一度質問を言ってください」や「考える時間をもう少しください」などのやり取りは、過去の話となりつつあります。

よって、何よりも、

瞬時に反応する力説得力のある話し方

が必要であると考えられます。

小・中英語に関する学習指導要項改訂について

【1】新中1も新学習指導要領の影響大!

新学習指導要領が小学生は2020年度、中学生は2021年度より全面実施されます。「今から3年後なので、現小6(新中1)には関係ないかな・・・」ではありません。 次の表を見てください。来春、新中1になる方は、中3時に新たな学習指導要領での授業がスタートするため、中1・中2時には、移行措置期間として指導がなされます。よって、高校入試の傾向が変化し、難易度が上がる可能性があります。

新学習指導要領 導入スケジュール

年度 2019 2020 2021 2022
現中1 中2 中3 高1 高2
現小6 中1 中2 中3 高1
現小5 小6 中1 中2 中3
現小4 小5 小6 中1 中2
  • 現小6(新中1)の生徒は、中1・中2が移行措置期間、中3から全面実施
  • 現小5(新小6)の生徒は、中1は移行措置期間、中2から全面実施
  • 2021年より中学全面実施

移行措置期間の対応(中学生 外国語)※文部科学省HPより

  • 授業時間の追加はなし。高校との接続の観点から、知識・技能について新たに追加した内容と、それを活用して行う言語活動を計画的に指導する。

【2】中学生で覚える単語数が倍に!

新学習指導要領の導入により、中学校で覚える単語数は、従来の1200語から2200語~2500語と大幅に増えることになります。 もちろん、単に語数が増えるだけではありません。小学生で学習する600語~700語に、新規で1600語~1800語が加わるので、単語の難易度そのものが上昇します。10年前と比較すると、高校生までに習得する単語数とほぼ同じということになります。

小・中・高の学習単語数の変遷

年度 小学校 中学校 高等学校 合計
2002~2010 なし 900語 1300語 2200語
2011~2019 なし 1200語 1800語 3000語
2020~ 600語~ 700語 1600語~ 1800語 1800語~ 2500語 4000語~ 5000語
従来との差異 +600~+700 +400~+600 0~+700 +1000~ +2000
(文部科学省 学習指導要領より)
  • なお、2500語という語数は、現行の英検で3級に余裕をもって合格する、あるいは準2級にギリギリ合格するぐらいの語彙量だと考えられます。

現行の英語検定で必要とされる英単語数

3級 準2級 2級 準1級
出題語彙数 2100語 3600語 5000語 8000語
必要最低語数 1250語~1350語 2600語~ 2800語 3800語~  4000語 6800語~7000語

【3】4技能ではなく5技能!

新学習指導要領では、4技能ではなく5技能の指導が行われます。「話す」が2技能に分けられ、「話す〔やり取り〕」「話す〔発表〕」が別の技能と位置付けられています。中学生で、各技能において求められていることは以下になります。

聞く
「はっきりと話されれば」という条件がついたうえで、「日常的な話題」「社会的な話題」「関心のある事柄」について、必要な情報、話の概要、短い説明の要点を理解できることが求められます。
読む
「簡単な語句や文で書かれた」という条件がついたうえで、「日常的な話題」「社会的な話題」「関心のある事柄」について、必要な情報、短い文章の概要・要点を理解できることが求められます。
「聞く」「読む」はこれまでの学習と比べ大きく変化することはありませんが、「話す〔やり取り〕」「話す〔発表〕」「書く」については変化があり、より具体的なことができる能力が求められています。この3技能については、記載されている全文を紹介します。
話す〔やり取り〕
  1. 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて即興で伝え合うことができるようにする
  2. 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いて伝えたり、相手からの質問に答えたりすることができるようにする
  3. 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、簡単な語句や文を用いて述べ合うことができるようにする
話す〔発表〕
  1. 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて即興で話すことができるようにする
  2. 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いて まとまりのある内容を話すことができるようにする
  3. 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、 簡単な語句や文を用いて話すことができるようにする
書く
  1. 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて正確に書くことができるようにする
  2. 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いて まとまりのある文章を書くことができるようにする
  3. 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、 簡単な語句や文を用いて書くことができるようにする

【4】大学入学共通テストとは?

2020年度(2021年1月)より、センター試験に代わり「大学入学共通テスト」が実施されます。ただし、2020年度から2023年度に実施されるテストは現行の学習指導要領に準じた内容になります。 しかし、現小6(新中1)の生徒からは、高校の授業は新学習指導要領による新教科・科目になるため、現小6の生徒が大学受験をする2024年度(2025年1月)から、新学習指導要領に準じた大学入学共通テストになります。

大学入学共通テストへの移行スケジュール

年度 内容 学年
2018 11月に第2回試行調査の実施(済) 小6
2019   中1
2020
  • 現行の学習指導要領に準じたテストを実施
  • 当初はセンター試験と同様の6教科30科目を予定
  • 国語、数学で記述式問題の導入
  • 英語では4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価  
    →民間検定試験の導入
中2
2021 中3
2022 高1
2023 高2
2024
  • 新学習指導要領に準じたテストを実施
  • 英語は国が定めた民間試験のみに一本化の方針
  • 現行のセンター試験から試験科目が変更 (簡素化の可能性あり)
  • コンピューターで出題・回答する形式の可能性あり
  • 記述問題は増加予定
高3

【5】大学入試における英語の民間検定試験導入について

現小6が大学入試を受験するときには、大学入学共通テストでは英語の試験は実施されず、民間の検定試験が導入される予定です(それまでは、大学入学共通テストと民間検定試験を併用)。また、導入される民間検定試験は文部科学省より8種類が選定されています。

大学入学共通テストの対象となる英語の資格・検定試験

  資格・検定試験名 目的
1 ケンブリッジ英語検定 英語圏における日常生活に必要な英語力を測る
2 TOEFL iBTRテスト 留学に必要な英語力を有しているか測る
3 TOEICR L&R/S&W ビジネスや日常での英語コミュニケーション力を測る
4 GTEC 一般的な英語コミュニケーション力を測る
5 TEAP アカデミックな英語力を測る
6 TEAP CBT アカデミックな英語力を測る
7 英検(1日完結型・4技能CBT) 英語圏における社会生活に必要な英語力を測る
8 IELTS 留学や英語圏での就業に必要な英語力を有しているか測る
ポイント
  • 従来型の英検は対象外。高3に限定し、従来の英検を踏まえた新形式の試験も実施されます
  • 資格・検定試験により実施回数・実施場所・受験料などに差異があります。
  • 資格・検定試験により、その目的から新学習指導要領の学習内容に準じていないものもあります。

【6】英検とGTECについて

文部科学省により選定された8種類の民間検定試験のうち、検定試験の内容・実施会場などから、より多くの高校生が受験すると考えられているのは英検とGTECといわれています。この2つを比較してみましょう。

英検に関しては、従来型は採用されず、以下の3つの新形式が採用されました。
英検 S-Interview 高3 従来型の英検に最も近い。Speakingは面接式で全員受験。 2日間実施。
英検 S-CBT 高3 Speakingはコンピューターで実施。1日完結。
英検 CBT 制限なし 4技能すべてコンピューターで実施。

形式により、CEFRの判定可能レベルが異なる点は注意が必要です。また、いずれの形式においても、合格となった級は同じ扱いになります。なお、日本英語検定協会は、従来型の英検と同じ対策で問題ないと公表しています。 一方、GTECはスコア型の検定試験で、主に高校ごとに受験されており、近年GTECを受験する高校は増えています。(GTEC CBTは個人申し込みも可能)

英検とGTECの比較表

  英検 (S-Interview/S-1day) GTEC
CEFRとの対照 A1~C1まで対応 A1~C1まで対応
受験者数 約339.4万人(H28実績) ※総志願者数 約102万人(H29実績) ※年間延べ受験者数
年間実施回数★ 4~12月に計2回 4~12月に計4回
成績・表示方法★ 級合否判定:1~5級 ※スコア記載 スコア方式:0~1400点
実施方式★
  • L、R、W:紙
  • S:面接/CBT
  • L、R、W:紙
  • S:タブレット
受験料★
  • 2級:7,500円
  • 準2級:6,900円
6,700円程度
★については2018年12月時点のものであり、今後変更となる可能性もあります。 (独立行政法人大学入試センターHPより)

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2020年からの大学入試改革で、高等学校と大学の教育内容が大きく変わり、それに伴って、大学入試の方法も従来とは大きく変わります。 従来での学習方法・教育方法では対応しきれない状況にあります。
アップ教育企画 開進館では、保護者セミナーなどで積極的に情報提供などを行いつつ、小学生からの思考力問題の採用や、英語4技能の習得、高校準拠の強化など様々な取り組みを行っています。

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